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トップアスリートのビジネス学&メンタリティー!.01 プロ卓球選手ー吉村真晴選手ー

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一流トップアスリートが輝き続ける理由とは?どのように稼ぎ活動しているのか?そのために絶対欠かせないメンタリティーとは?
今回は、弊社がスポンサーとして応援させていただいているリオデジャネイロ五輪銀メダリスト、吉村真晴選手をゲストに、ボイストレーナー/シンガーソングライターの岩谷翔さんをファシリテイターに、弊社代表取締役である小松延顕を交えたクロストークをお届けします。

吉村選手とお話をさせていただく機会が多いのですが、とても良い刺激をもらうことばかりです。私自身、日々のビジネスのモチベーションに繋がるような、とても良い影響をもらっています。そこで、皆様にも吉村選手をご紹介させていただくことで、日々の英気へとつなげられるのではないかと思い、普段から親交が深い岩谷さんをファシリテイターに迎え、お送りさせていただければと思います。
まずは、吉村選手が、アスリートとしてどのように収益を得て、活動されているのか。ビジネスのお話から聞いていきたいと思います。(小松)


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「強い!だけじゃ価値が生まれない。
人間力こそが最も大切」(吉村選手)

では、はじめに、小さい頃から卓球をやられていて、高校生ですでに注目を集めていた真晴くんですが、プロとしての意識を持ち始めたのはいつなのでしょうか?(岩谷さん)

吉村選手プロ意識が芽生えたのは結構遅くて、大学4年生のときになります。自分は、大学を卒業したらプロとしてではなく実業団のチームに入りたかったのですが、自分が入りたかった実業団のチームから断られてしまって。今となっては、すごいありがたい経験だと思えるのですが、そのときに「じゃもうプロでやっていこう」って気持ちになりました。それから、現在のメインスポンサーさんである愛知ダイハツさんなどとお話をさせてもらって、企業からスポンサーという形で収入を得て、プロとして活動をはじめました。実業団に断られた大学4年生の12月までは、プロってすげえなって感覚しかありませんでした。

実業団に断られたことをバネにしてプロ意識が芽生えたのですね。では、私の親交があるアーティストもそうですが、お金のことには無頓着でクリエイティブにのみ集中する人も多いなって感じているのですが、真晴くんとお付き合いをさせていただいていても、スポーツとお金のバランスが上手に取れていると感じます。お金については、プロになると決意されてから、いつどのように学んだのですか?(岩谷さん)

吉村選手お金について学んだのは23歳くらいだから、まさにプロになってすぐですね。普段仲良くさせてもらってる方に、例えば、アメリカの保険に入るとか、不動産とか、自分の資産の運用方法などは相談させてもらっています。
またオンラインのスクールも登録していて、そこで勉強していたり、後は、周りに小松さんもそうですが、経営者のかたが多いので、話を聞かせてもらいながら勉強させてもらってます。

今お話を聞いた企業からのスポンサーも含めて、プロ卓球選手の収入源とは、どのようになっているのでしょうか?(小松)

吉村選手基本的な収入源として、まず企業からのスポンサー収入があり、次に、リーグの勝利給などですね。これは選手によって契約形態が様々なのですが、自分の場合は、月収、Tリーグの試合に出場するともらえる試合給、試合に勝利するともらえる勝利給、この3点ハッピーセットな契約をしています(笑)。後は国際大会ですと、それぞれの大会で賞金があります。それとは別にテレビ出演時のギャランティーや、最近であれば自分はYoutubeをやっているのでYoutubeの収入がちょろっとある感じです。

それぞれの金額の内訳は、真晴くんの場合はどういう金額になっているのですか?(小松)

吉村選手小松さんがサポートくださっているように、いくつかの企業さんとのスポンサー契約が主な収入源で、年間で数千万円になります。国際大会の賞金は、ワールドツアーのグランドファイナルが1番大きな大会なのですが、これに勝つと1000万円くらい、テレビの出演が1本につき数十万円っていうのが内訳になります。

支出という意味で遠征費などは、どのくらいかかるのでしょうか?(小松)

吉村選手国際大会の場合、選ばれたトップ選手は、日本卓球協会が遠征費を全額負担してくれます。これは、めちゃくちゃありがたいことで、そこで獲得した賞金も全て自分たちのもになるので、とても助かっています。

では、日本で最も収入が高い選手は、どのくらいもらっているのでしょうか?(小松)

吉村選手おそらく皆さんが知っている方が1番もらってるのではないかと思います。その中でも愛ちゃん(福原愛選手)は、現役のときも引退してからも桁が違うと思います。
以前は、卓球は根暗や、稼げないといったイメージが強かったですが、今ではテレビをはじめ、様々なメディアが取り上げてくれたおかげもあり、だいぶ環境がよくなっていると思います。ただゴルフやテニスなどと比べると、国際大会の賞金もまだまだ少ないですが、それでも徐々に改善されてきています。


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海外の選手は、いかがでしょうか?(小松)

吉村選手ドイツ、ブラジル、台北など中国以外の世界トップ10入りするようなスター選手ばかりが所属するロシアのチームがあるのですが、そこは莫大な資金があって、そのチームに加入できれば、それだけで1億円近い金額がもらえるようです。噂だと「1億くらいピスタチオ!」みたいな感覚らしいです(笑)。ピスタチオみたく小さくで、鼻につめれるよっていう感覚だと聞きます(笑)。

卓球選手としてそこまでになれば、より夢は広がりますね。(小松)

吉村選手海外は、スポーツに対して寛大で盛り上げようとする文化が成熟しているのが大きいと思います。日本もスポーツの価値が少しづつ見直されてきています。ただ、日本の場合はスポーツを取り巻く環境には、お金が循環しているのですが、盛り上げてる選手本人には、あんまり回ってこないのが現状です。そこが上手く循環すると、アメリカのようなスポーツ大国のように、スポーツ選手のモチベーションも上がり、強い選手が多く生まれ、スポーツを見る人もより楽しめるという環境になるとかと思います。

企業としては、スポンサーとして関わらせていただくことで、直接的ではないにせよ、間接的に増収増益になると、ますます出そうということになります。そのサイクルがドンドンドンドン回っていけばと良いなって思います。(小松)

吉村選手本当に小松さんがサポートしてくださっているように、企業がスポンサーとしてついてくれることは、本当にありがたいことです。卓球もそうですが、例えばサッカーでさえJ2の選手がアルバイトをしながらプレーしているケースは多々あります。ポテンシャルがあっても、企業のスポンサーがつかなければスポーツ選手としての活動もままならないなんてことはザラにあります。
だからこそ人間力を磨いていかなければならないって強く思います。「強い!」だけじゃ価値が生まれないので、それにプラスして、みんなが応援したくなるような人間としての魅力が求められるのだと思います。スポーツ選手も、応援くださる方の側に立って考えることが、絶対的に必要だと思います。

弊社が、真晴くんをスポンサーさせていただいているのは、まさに、今お話くださった真晴くんの人間力にあります。次回は、真晴くんの人間力について、より深く聞いていきたいと思います。(小松)
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